ヨーロッパ旅:写真展を観に行こう♫ヴィヴィアン・マイヤーINバルセロナ。

ヨーロッパ旅:写真展を観に行こう!ヴィヴィアン・マイヤーINバルセロナ。


せっかく訪れた旅先で
印象的な写真を残したいというのは
旅人ならきっと、
みなさん思うところですよね。

 

写真を撮る上でも良い作品を
たくさん目にする事で
インスパイアーされる事も多いはず。

 

さらに海外旅行中は日本ではなかなか
観る事の出来ない写真展が見れるのも
楽しみの1つです。

 

特にヨーロッパ旅行では、
有名な写真家から若手写真家まで、
興味深い写真展がたくさん開催されているので、
街歩き中にふらっと訪れる事ができます。

 

 

今回は、

  • 旅写真やストリート写真、
    日常ポートレートが好きな方。
  • ・旅行先で新しい発見を楽しみたい方。

におすすめ。
ヨーロッパを旅したら写真展を観に行こう!
スペイン・バルセロナ、ヴィヴィアン マイヤー編です。

 

 

ヴィヴィアン マイヤー(Vivian Maier)ってどんな写真家?

 

バルセロナ一人旅中、
ストリートフォトグラファーとして
死後世界で知られる事となった、
ヴィヴィアン マイヤーの写真展に行ってきました。

 

2020年には、
日本でも初めての個展、
Self portraits」も開催されました。

 

私は彼女の写真の持つ空気感、
構図、全てが大好きです。

 

Vivian Maier(1926年2月1日– 2009年4月21日):

全ての作品が死後発見されたアメリカのストリートフォトグラファー。主にシカゴで40年間乳母(ナニー)として働いていたヴィヴィアンはシカゴ、ニューヨーク市、ロサンゼルスの人々と建築物について、さらに世界中を旅しながら生涯15万枚以上の写真を撮影。

生前、ヴィヴィアンの写真は未発表であり人々の目に触れることはありませんでしたが、後にヴィヴィアンのドキュメンタリー映画(ヴィヴィアン マイヤーを探して)の製作者にもなるアメリカ人青年ジョン・マルーフが2007年の冬、地元の古品オークションで380ドルで購入した、たくさんのネガの入ったボックスからヴィヴィアンの作品を発見。

ヴィヴィアンの写真の素晴らしさに気づいたジョンは、画像共有ウェブサイトFlickrでMaierの写真セレクションとしてリンク。その結果、口コミで評判が広まりました。さらにヴィヴィアンの作品は批評家の称賛を集め、それ以来、ヴィヴィアンの写真は世界中で展示され続けています。

 

ドキュメンタリー映画:ヴィヴィアン マイヤーを探して

 

 

*Vivianの人生について、
詳細はドキュメンタリー映画で垣間見ることができます。

 

Vivianが謎多きダークサイドを持つ写真家と
言われる由縁は単に死後作品が評価されたから
というだけでなく、そのキャラクターから。

 

では彼女はどんな人物で、
どんな写真を撮っていたのか。

 

ドキュメンタリーの中で
Vivianと交流があった人たちのインタビュー、
そしてバルセロナのギャラリーで展示されていた、
Vivianの作品共に探っていきたいと思います。
(若干のドキュメンタリー、ネタバレありです)

 

 

思わず見入ってしまうその構図、Vivianの写真たち


 

”She was a very very private woman.”
(彼女はとてもプライベートな女性でした。)

 

 

“Always the camera around her neck.”
(いつもカメラをぶら下げていた。)

 

 

“There’s Vivian, taking pictures, as usual.”
(ほらヴィヴィアンだ。いつものようにまた撮ってる。)

 

 

"She’d take pictures of everything. She would see a subject. It was imposing and rude."
(彼女は全ての写真を撮るんだ。被写体として見る。押し付けで失礼だったよ。)

 

 

被写体との距離が近い写真が多いのも、
Vivianの写真たちの特徴の1つ。

 

 

 

 

彼女の愛機として有名な、
二眼レフ・ローライフレックス
画角75mm F3.5で最短撮影距離は、
60cmほど。

単焦点レンズでここまで
寄った写真を撮るということは、
被写体にかなり接近して
撮影していたことになります。

 

 

 

 

撮られているという意識がない
もしくは撮られる瞬間にその事に
気づいた表情の多い被写体たち。

 

 

 

 

当時Vivianが乳母をしていた
子供の1人だった男性は
ドキュメンタリーの中で、

「多分素晴らしい写真を
撮っていたんだろうけど、
裸のマネキンの頭や体の一部を
変な女性(ヴィヴィアン )が
撮っているのを、ずっと待ってなきゃ
ならなかったんだ。
子供としては、
その時間は永遠に感じたよ。」

と答えています。

 

 

 

 

こちらはヴィヴィアンが
暮らしていた近所にある
商店の女性のインタビュー。

”What’s your name?”
”I’m not going to tell you. ”
I asked her why and she said,
“I’m sort of a spy”
That’s exactly what she said. It was so odd.

「名前は?とヴィヴィアンに尋ねると、
教えないと言うの。
なぜ?と聞くと、
私は一種のスパイだから」と。
まさにそう言ったの。
とても奇妙だった。」

 

 

 

周囲の人に自分はスパイ(もちろん嘘)だと
言っていたくらいなので、
ストリート写真を撮る事で
スパイとしての別の人生を
楽しんでいたのかも知れません。

 

 

彼女が残したテープの中に、
近所の人に政府についてどう思うか、
とインタビューしているものも残っているので、
ジャーナリスト気質だった事も伺えます。

 

"What’s the point of taking it if no one see it?"
(誰も見ないなら写真を撮る意味って何?)

 

たくさんの作品を残しているヴィヴィアンですが、
彼女自らの手によって現像される事なく
長年眠っていた写真たちもたくさんあります。

 

普通撮ったらまず見たいですよね。

 

ドキュメンタリーの中で
特に後世はダブスターダイビング
(*ゴミ箱の中から食べ物を拾うこと)
をしていたと近所の人が語っているので
全てのネガを現像する金銭的余裕が
なかったのでしょうか。

真相は分かりません。

 

 

 

*all copyright by Vivian Maier

 

 

 

 

 

おもしろい写真展、どこで見れるの?バルセロナでおすすめのギャラリー


そんなヴィヴィアン・マイヤーの
写真展も開催されていた、
バルセロナでおもしろい写真展を
見に行くならおすすめのギャラリーがこちら。

写真コレクション財団、
Fundación Foto Colectania

 

 

 

広々とした空間で、
ゆっくりと作品を
観賞することができます。

 

 

 

 

時期によって展示品は異なるので、
公式サイトから開催中の展示会情報
チェックしてみてください。

 

 

現在開催中の写真展:2021年1月現在

Based on True Stories. Foto Colectania Collection

というエレナ・アルメイダ、
フアン・マヌエル・カストロ・ピエトロ、
ジョアン・フォンクベルタなど、
偉大な作家による100枚以上の写真が
展示された展示会が開催中。

 

おもしろそうですね!

 

*英語とスペイン語のページしか
ありませんので苦手な方は、
Google翻訳を使ってみましょう!

 

 

|Fundación Foto Colectaniaの場所

【住所と連絡先】
C/ Passeig Picasso,
1408003 Barcelona Spain
Tel. (+34) 93 217 16 26

 

【注意】
公式サイトには
営業時間が書いていないです。
お昼休憩がありますので、
12:00-15:00の時間を外すのが
ベストです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

印象的な旅写真を撮りたい旅人に
Vivian Maierからの贈り物、
素晴らしいです。

 

みなさんもぜひ、
ヨーロッパへ旅行へ出かけたら、
それぞれの土地での写真展を
探して楽しんでみてください。

 

ヴィヴィアンのドキュメンタリー映画

彼女の作品が発表されていたら、20世紀の写真史は変わっていたかもしれない――

 

ヴィヴィアンの写真集

 

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました 🙂

 

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